毎日毎日多い少ないの差はありつつも何だかとりあえず雨が降り
そのせいかあまり暑くない日が続いて
冷凍庫のアイスに手を伸ばすことも数える程しかない夏でございましたが(当方比)
みなさまお元気ですか。
もう9月も下旬、ずいぶん涼しくなりましたね。
アリス=紗良・オットとフランチェスコ・トリスターノの
デュオリサイタルの写真&感想をアップしときたいと思いまして。
6月23日(月)福岡シンフォニーホールでした。大昔じゃないですか。
曲目は以下の通り。
プログラムにアリスのサインもらいました♡
握手良いですか?って言ったら、満面の笑みで握手してくれました。
かわいかった~手大きかった~。
アリス=紗良・オットとフランチェスコ・トリスターノ。
このおふたり、ピアノの腕もさることながら、
どう見てもビジュアル系なんですよ。いい意味で。
この写真↑なんてどこのロックデュオなんだと突っ込みたくなるようなスカしたビジュアルの良さ。
座席が、トリスターノ側、2列目だったのですが
2台のピアノを向かい合わせで置いてあるので
トリスターノの手元と、アリスの顔が見えてすごく良かったです。
トリスターノの手元とアリスの顔を交互に見る合間に
トリスターノのジャケットの背にくっきりとうかぶ肩甲骨、
を凝視するわたし。
どうでもいい情報すみません。
肩甲骨好きなんです。
どの曲も良かったけれど
ストラヴィンスキーの「春の祭典」のトリスターノの和音のつかみ具合がカッコ良かった。
あんなズバァーン!!って音は手の大きい人にしか出せないよ。
アリスは1曲目のボレロからキレッキレで
最近のトレード・マークの前下がりボブが激しく揺れてた。
テクノに造詣の深いトリスターノのオリジナル曲
「ア・ソフト・シェル・グルーヴ」も面白かった。
この曲のタイトルにはふたりの名前のイニシャルが入ってるんです。
そこも面白いポイント。
気になったのが…トリスターノの譜めくりがけっこう雑で
2回ほど譜めくれてない時があって、ヒヤヒヤした。
わたしでよければめくりましょっか?と思いました。
雑っていうか、あんなに忙しく曲を弾いているのに
譜めくりの人がおらず、セルフ譜めくりなところが逆にすごい。
アンコールはモーツァルトのソナタの緩楽章を1台のピアノで。
しかも1つの椅子に恋人どうしのように寄り添って。
ものすごく仲が良さそうだったけど
浅はかなので邪推してしまいそうだったけれど
残念ながらそういう仲ではないらしいです。
コンサート中、なんとアリスは裸足でした。
トリスターノもジャケットこそ着てるものの
パンツの素材が綿っぽくてだいぶカジュアルで
靴もVANSのスリッポンみたいの履いてて
そのせいか、ふたりの醸し出す雰囲気はとてもラフで力の抜けた感じ。
きっと気のおけない友人関係のデュオならではなんでしょうね。
鳴りやまない拍手に何度も何度も頭を下げながらニコニコしてるふたりが
とても微笑ましかったです。
仲良さそう(かわいい…)
ぜひまた福岡に来てもらいたいです。