川 三 川

11月半ばに

ポール・マッカートニーのライブに行ってきました!

 

ニューアルバム「NEW」のジャケット。

これでNEWと読ませるところがかっこいい!

ヤフードーム近くで宣伝カー発見。

写真だとよく見えませんが、

今回のツアー名「out there japan tour~アウトゼアージャパンツアー~」

と書いてあります。

前の前の前の車がその宣伝カー。

 

福岡都市高速も、百道で降りてからも混み混みで、

間に合わないかも、と思ったりしましたが、

なんとかかんとか18:45頃にホークスタウンの駐車場に車を停めて、ドームへ。

 

この日は金曜日。

仕事終わりで見に来る人もたくさん居たようで、

ドームへ急ぐ人の流れが出来ていました。

こーんな感じ。

スタンドの後ろから2番目の席でした‥。

 

今回、父母と行ったのですが、ビートルズ世代の両親(特に父)は本当に楽しみだったようで、

オペラグラスなんていう可愛らしいものではなく、

バードウォッチングとかするような、ずっしり重い、ザ☆双眼鏡を持参。

 

これで何をウォッチングするんだ‥野鳥じゃないよね、ポールだよね、お父さん。

 

私ものぞかせてもらいましたが、さすがにステージ上がかなり近くに見えるけれど、

倍率がきっついので少し手ブレしただけで視界がすごくズレて、見づらかった。

ステージ迷子になることしばしば。

 

さて、19時開演で、席に着いた時点でもう18:50過ぎてたので、

ギリギリセーフかと思いきや、結局開演が遅れて、19:20頃スタートでした。

 

両端のスクリーンにポールのヴァイオリン・ベースが写ると、大歓声。

そして、客電が落ちる。

この時点でものすごく立ち上がりたかったんだけど、

周りはわりと50歳代以上が多かったので迷惑かと思うと立てず。

周り誰も立ってないし‥(;´д`)

 

座ったまま、ライブスタート。

 

1曲目は、eight days a week。

福岡公演の前に大阪2日間だったので、セットリスト確認済み。

うわあ~、ポール・マッカートニーがそこに居る‥。

そしてエイトデイズアウィークがまたかっこいい(ToT)

こんなにも血湧き肉踊っているのに、座っているなんて。

でも両サイドに父母も居るし、

せりあがってくる魂を飲みくだして座ってました。

 

周りも誰も立ってこそいないけれど、盛り上がってましたよ。

年齢層はわりと高かったけど、みんな歌ったり声援を送ったり。

拍手も割れんばかりだった。

 

「帰ってきたばい!!」と博多弁でおっしゃるポールに

客席からは爆笑と拍手。サービス精神旺盛!!

 

初っ端から

all my loving、let me roll it、the long and winding road、we can work it out、

と、名曲のオンパレード。

そして、聴きたかったand I love her。

しっとりとして、味わい深かった~。

 

♪I know this love of mine

will never die

and I love her

の部分の叙情性のスバラシサ。

その後の転調も何とも素敵。

 

here todayも心に沁みました。

この曲はポールがジョンに捧げた曲なんだそう。

内省的なイントロに始まって、終始語りかけるように歌うポール。

 

♪And if I say I really knew you well,
What would your answer be?
If you were here today.
Uh, uh, uh, here today. 

(もし 僕がきみを

よく知ってると言ったら

きみは何て答えるだろう

もし今きみがここにいたなら

今、ここにいたなら‥)

 

“もし今きみがここにいたなら”

 

ジョンが亡くなってから今日まで

ポールはいったい何度こう思ったんだろう。

これ以上にポールの気持ちを表している言葉はないのかもしれない。

 

 新曲のnewも良かった。

クラシカルなeleanor rigbyもものすごく良かった。 

こんな曲、日本の風土からは生まれない気がする。

ob-la-di,ob-la-daも盛り上がった。

live and let dieは火柱と爆発音が凄くて、左横の母がのけぞってた。

ポール本人もピアノの横で耳を塞いでるし(笑)

その後も「爆発音がすごかったから、耳が全然聞こえないよ~」

と両手を上に上げて、ジェスチャーでおどける御大。

hey judeでは大合唱に参加できて感無量。

泣いている方も居た。

最後はgolden slumbers~carry that weight~the endのメドレー。

the endの時にピアノから階段を駆け下りてギターを持つポールの仕草を見て、

この人本当にかっこいいなぁと思った。

若い、というよりもう十代くらいの

音楽を純粋に楽しんでる青年のような仕草だった。

 

大阪とセットリストはほとんど一緒だったけれど、

1回目のアンコールのget backの代わりにI saw her standing there。

 予想外のセットリストに

「うう~、俺はget backが聴きたかった」

とつぶやく父。

 

そして、またもや方言で「もう1曲どげね‥?」とおっしゃるサー・ポール。

どげね‥?はさすがに耳を疑った。

もしかして本当に福岡のおっちゃんなんじゃないかと思った。

 

71歳のポール、白シャツの背筋はシャキッと伸びて、

お腹も全く出てなくて、足が細くて長くて

声もよく出てた。

高音やシャウトはさすがに辛そうだけど、それを指摘するのも野暮に思えるくらい

素敵なライブでした。

この人はやっぱり現代の音楽家なんだなぁと思いました。

この歳でこれだけ盛り上がるライブをできる人って他にいるんだろうか。

ポールの凄さ、ビートルズの曲の良さ、彼らと同じ時代に生まれたことの幸運。

いろんなことを改めてひしひしと感じました。

バンドもきっと「ポールを支えて、一緒に音楽をつくりたい!」というスタンスでやってるんだろうな。楽しそうだし、演奏も良かった。

 

ちょっと、夢みたいに良いライブだったです。

惚れ直しました、ポール。ビートルズ。

40曲近く演った中で、

ポールの歩んできた歴史を見ることが出来たんだろうなと思った。

だって、ビートルズ時代の曲は半世紀前の(!)ものだし、

新曲は今年の曲だし。

私なんてリアルタイムで聞いてきていない世代だから、

父が「エリナーリグビー聞くと若い頃思い出す」

とか言ってるのが羨ましいです。

 

今回のライブ、両親と行けたことも良かったです。

 

終演後のヤフードーム外。

客層バラバラ。老若男女いろんな人に愛されてるってことですよね。

写真がブレてます。。

 

何度も何度も「最高!」と言ってくれたポール。

また来てくれるといいな。

 

セットリスト、載せます。

 

1.Eight Days a Week
2.Save Us
3.All My Loving
4.Listen to What the Man Said
5.Let Me Roll It(with "Foxy Lady" snippet)
6.Paperback Writer
7.My Valentine
8.Nineteen Hundred and Eighty-Five
9.The Long and Winding Road
10.Maybe I'm Amazed
11.I've Just Seen a Face
12.We Can Work It Out
13.Another Day
14.And I Love Her
15.Blackbird
16.Here Today
17.New
18.Queenie Eye
19.Lady Madonna
20.All Together Now
21.Lovely Rita
22.Everybody out there
23.Eleanor Rigby
24.Being for the Benefit of Mr. Kite!
25.Something
26.Ob-La-Di, Ob-La-Da
27.Band on the Run
28.Back in the U.S.S.R.
29.Let It Be
30.Live and Let Die
31.Hey Jude
Encore:
32.Day Tripper
33.Hi, Hi, Hi
34.I Saw Her Standing There
Encore 2: 
35.Yesterday
36.Helter Skelter
37.Golden Slumbers
38.Carry That Weight
39.The End (The Beatles song)

 

愛犬メイちゃんです。
愛犬メイちゃんです。

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PISCES パイシーズピアノ教室

〒806-0056

福岡県北九州市八幡西区小鷺田町6-4

 

Tel.(093)-642-7568

講師 根岸 愛

 

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