今日は小3の男の子のお宅での出張レッスンでした。
宿題のプリントの書き直しをする時に、
「あっ、消しゴムがない。お姉ちゃんの机から黙って借りてこよー」
と言うので、
「黙って借りたらダメっ。じゃあ今日は先生の消しゴムを貸してあげるから、来週は用意しといてね」
と言うと、
「はーい」
と、そのまま消しゴムを使おうとするので、すかさず顔を覗き込んで、
「‥‥先生に何か言うことはないのかね?」
と聞いてみる。ちょっと考えたのち、
「ああっ、ア、アリガトウゴザイマス」
なんだか言い慣れてない感じのありがとうございますだなぁ(笑)
そしてその後、彼は消しゴムを1回使うごとに「アリガトウゴザイマス」を言い続けてくれました。ピアノの他に「限度」を教えなきゃですね。
この男の子、普段はかなりやんちゃなのです。
12月はクリスマス会直前に左手を骨折。訳を聞くと、「学校で遊んでいて壁に激突した」と。
しかし、左手骨折にも負けず、クリスマス会にはちゃんと参加してくれたんですよ!
急遽私が左手パートを弾いて、連弾というかたちでの参加でしたが、エライなぁと思いました。
ただ、「右手だけだと練習してないみたいでかっこ悪いから」と、「怪我によってやむを得ず右手のみの参加ですよ」アピールで、左手に包帯をぐるぐる巻いて参加してくれました(笑)
さて、レッスンから帰って来て、書き物をするためにペンケースを開けてみて気付きました。
なんと私、貸した消しゴムを、忘れてきてしまいました‥。
来週その子に何て言われるのかちょっとこわいです。ああああ。。
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